国際ESR(香港)は10日、インドのタロジャ工業・物流パークにEV(電気自動車)充電ステーションを設置したと発表した。同施設は、ESRインドが展開する89エーカー(36万平方メートル)のグレードA物流施設「ESRタロジャ」内に位置し、屋根に設置された太陽光パネルによる再生可能エネルギーのみを使用する。

▲物流施設「ESRタロジャ」内に設置する充電ステーションのイメージ(出所:ESR)
このEV充電ステーションは、インド政府が掲げる2070年までのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを支援するもので、同社の30年ESGロードマップにも沿うものとなる。最大10台のEVを同時に充電可能で、7.4キロワットの充電器6基は四輪車向け、3.3キロワットの充電器は二輪車向けとなっている。ESRタロジャ内には14棟の建物があり、延べ床面積は17万5000平方メートルに及ぶ。
タロジャはムンバイ工業回廊の重要拠点であり、インド第2の取扱量を誇るジャワハルラール・ネルー港にも近接する。製造業、コールドチェーン物流、医薬品、EC(電子商取引)など多様な業種の需要に対応することで、同地域の物流の発展を促進する計画だ。
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