荷主パワーエックス(東京都港区)は11日、東京都江東区に整備予定の「東京都海の森蓄電所」向けに、系統用蓄電システム「Mega Power」3台を受注したと発表した。同蓄電所は、上組とバンプージャパン(東京都千代田区)が設立した特別目的会社、東京都海の森バッテリー事業合同会社が事業を推進するもので、東京都の補助金制度を活用し、新設される初の系統用蓄電施設となる。

▲東京都海の森蓄電所イメージ(出所:パワーエックス)
東京都海の森蓄電所は、上組が保有する「上組東京多目的物流センター」内に設置され、2028年4月の完成を予定している。東京電力エリアの電力系統に接続し、蓄電池の充放電を行うことで、再生可能エネルギーの安定供給を支援し、電力系統の調整力強化に寄与する。受注した「Mega Power」は、岡山県玉野市で生産される20フィートコンテナ型の大型定置用蓄電池で、公称容量は2742キロワット、PCS出力は1999キロワット、合計蓄電容量は8226キロワット時となる。
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