SBS、関西で初の安全運転研修会を開催

話題SBSホールディングスは25日、関西・北陸地方に勤務するドライバーと運行管理者を対象とした安全運転研修会を大阪で21日に開催したと発表した。同社グループが首都圏以外で安全運転研修会を開催したのは初めて。

この安全運転研修会は、プロの教習間が実技中心に指導するカリキュラムで、危険に対する予知・判断・回避能力を強化して事故撲滅を目指すもの。

21日の研修会には、グループ4社から20人が参加。少人数編制の班に分かれて乗車前点検やブルッカレコード、L字後退訓練など、事故が発生しやすい状況を想定した実践研修が行われた。

特に、路上走行訓練ではドライブレコーダーで前方と同時に運転中のドライバーも映像で記録し、訓練後に映像を確かめることで、これまで気付きにくかった運転のクセや操作を発見したり、指摘を受けたりして安全技術の向上に努めた。

同社では「北海道、東北、九州などでの開催し、地方勤務の従業員が積極的に参加できる環境を整えていく」としている。