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関西物流展、次世代技術で物流革新進む

2025年3月14日 (金)

ロジスティクスLOGISTICS TODAYは14日、「第6回関西物流展の歩き方」動画を公開した。今年の関西物流展は4月9日-11日に開催され、出展社数は3月10日現在405社(動画収録時は393社)と前年より33社(同21社)増加、出展コマ数も1289コマと大幅に拡大。今回の動画では、展示を8つのカテゴリーに分けたうち「産業・運搬車両/関連機器」編、「保管・輸送・3PL」編に焦点を当て、最新の動向を紹介する。

「産業・運搬車両/関連機器」編では、環境負荷低減と自動化技術の進展が顕著なこのカテゴリーでは、EVトラック、燃料電池自動車(FCV)など、実用的な選択肢として目されるソリューションに注目。特に幹線輸送分野では、隊列走行や遠隔操作による自動走行技術が実用化の段階に達しており、これにより事業者のビジネスモデル変革が迫られている。

また、EVの台頭により需要が高まるリチウムイオンバッテリー、ますます重要性を増す予防整備のソリューションも見逃せない。動画では、会場で必見のイブオートノミー、サンオータス、エネロックニューエナジーテクノロジーの注目ポイントも解説する。

「保管・輸送・3PL」編でキーとなるのが、2026年春から荷主企業に義務化されるチーフ・ロジスティクス・オフィサー(CLO)設置だ。また、これに対応するための3PL企業の新たな役割や、より荷主の中に入り込んで役割を果たす4PLののニーズといった、今後の物流業界の変化に対応しようとしている企業がどういった打ち出しをするのか。物流、そして物流企業の未来に大きく関わるカテゴリーと言えるだろう。

動画では、三井倉庫、カトーレック、SBSグループ、月島倉庫、KDDIなどの注目企業の特徴や展示の見どころを紹介する。

本誌「関西物流展特集」は3月末に公開の予定。

第6回関西物流展の歩き方|出展カテゴリー5「産業・運搬車両/関連機器」編

第6回関西物流展の歩き方|出展カテゴリー6「保管・輸送・3PL」編