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コンガテック、極寒環境向け冷却ソリューション発表

2025年3月18日 (火)

サービス・商品コンガテックジャパン(東京都港区)は17日、過酷な環境条件向けのヒートパイプ冷却ソリューションを公開した。この新製品は、アセトンを作動流体として使用し、氷点下の温度環境でも凍結を防ぐことで、システムの安定した動作を実現する。ドイツ・ニュルンベルクで開催中の「embedded world 2025」で初公開された。

(出所:コンガテックジャパン)

新たな冷却ソリューションは、マイナス40度から85度の広範囲な温度条件に対応し、衝撃や振動にも耐性を持つ。この技術により、極寒の環境でもコンピューター・オン・モジュール(COM)を活用できるようになり、コスト削減と性能維持の両立が可能となる。特に、これまで特注の冷却システムを必要としていた環境において、汎用性の高いCOMを利用できることが利点となる。

本冷却ソリューションの用途には、港や空港の物流車両、冷蔵倉庫の自律走行車など、厳しい環境で稼働する機器が含まれる。また、鉄道や航空システム、極端な温度変化にさらされる施設の機器にも適用可能である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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