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ヨコレイ、北海道広域物流の中核拠点が完成

2024年2月6日 (火)

フード横浜冷凍(横浜市西区)は6日、北海道恵庭市戸磯南工業団地内に「恵庭スマート物流センター」(恵庭市)が完成したと発表した。同センターは道央自動車道、道東自動車道、道南自動車道の結節点に位置し、札幌や苫小牧港、小樽港、新千歳空港へのアクセスに優れていることから、将来的には道内物流の中核拠点とする計画だ。

▲「恵庭スマート物流センター」(出所:横浜冷凍)

恵庭スマート物流センターは鉄筋コンクリート造3階建てで、延床面積は2万4087平方m、収容能力は3万トンを超える。同社は道内に同センターのほか、石狩、喜茂別、十勝の3拠点、6センターを展開しており、今回の拠点開設で道内全体をカバーする広域物流ネットワークが完成する。

センターには太陽光発電設備や省エネ自然冷媒冷却設備、カーゴナビゲーションなどを導入して省力化・省人化を図るとともに、ソーラーパワーアイスパックシステムとジェネレーターによりBCP対策を強化している。太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電池を活用した蓄電による冷蔵倉庫の冷却を行い、停電時にも稼働可能な自立機能式パワーコンディショナーシステムで災害時にも倉庫内の冷却が可能。社用車にはEV(電気自動車)を採用し、災害時には非常用電源にもなる太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーション設置した。

「恵庭スマート物流センター」概要

所在地:北海道恵庭市戸磯2005-3
敷地面積:1万7543平方m
延床面積:2万4087平方m
収容能力:3万542トン(冷凍倉庫:2万4999トン、冷凍冷蔵倉庫:4383トン、冷蔵倉庫:1160トン)
設備:太陽光発電設備(323キロワット)、メカニカルボイド採用、カーゴナビゲーション、EV自動車充電ステーション、ソーラーアイスパックシステム、自立機能式パワーコンディショナーシステム(太陽光発電設備)、大容量リチウムイオン蓄電池(346キロワット時)

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LOGISTICS TODAY編集部
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