財務・人事海運大手オリエント・オーバーシーズ・コンテナライン・リミテッド(OOCL、香港)の親会社、オリエント・オーバーシーズ・インターナショナル・リミテッド(OOIL)は13日、2024年の通期業績を発表した。グループ収益は前年比28%増107億200万米ドル、利払い・税引前利益は同87%増の26億2500万米ドルだった。
同社は近年、グリーン、低炭素、インテリジェントな海運業界の発展という新たな潮流を取り入れ、船隊の近代化を積極的に推進。24年には2万4188TEUの自社所有の新造コンテナ船6隻と1万6828TEUの自社所有の新造コンテナ船1隻を新たに受領した。さらに、1万3000TEUシリーズの新コンテナ船6隻をチャーターしており、そのうち最初の船舶は26年に就航する予定。
今後は定期船事業を強化するとともに、物流会社としてサプライチェーンのフルソリューション、倉庫保管、配送サービスを提供できる強みと能力を生かし、フルサプライチェーンの構築に取り組む。デジタル化の面では、デジタルサプライチェーンの基礎能力を強化し、付加価値サービスを継続的に向上させることで市場での競争力を維持し、世界貿易のエコシステムの構築を促進するとした。
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