
(出所:MAN)
国際MAN(ドイツ)は21日、バッテリー式セミトレーラートラック「eTGX」による「MANポーラーエクスプレス」ツアーを実施すると発表した。スウェーデン北部の北極圏からドイツ・ミュンヘンまでの3000キロを、一般の充電インフラのみを使用して走破する計画で、3月20日-26日の7日間にわたって実施される。
このツアーでは、スウェーデン東海岸からストックホルム、マルメを経てデンマークのコペンハーゲン、ドイツのハンブルク、シュバインフルトを経由しミュンヘンに至る7か所の区間で構成されている。eTGXは1日あたり400-600キロを走行し、途中のコペンハーゲンでは同社の拠点でサービス・営業チームを訪問する。すべての充電は同社が提供する充電カード「Charge&Go」により、複数のインフラ事業者を横断的に利用可能で、国際物流における電動化の現実性を示すものとなる。
物流面では、最大3メートルの積載高を持つ車両設計や、4-6基のバッテリー選択、最大544馬力の出力、最大1メガワットの充電対応といった柔軟な構成で、自動車輸送を含む多様なニーズに対応可能とする。
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