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NSU海運、インド西岸で遭難者11人救助

2013年10月3日 (木)
遭難者を救助したアクエリアス・ウィング

遭難者を救助したアクエリアス・ウィング

話題NSユナイテッド海運は2日、同社グループが所有・管理する大型原油タンカー「アクエリアス・ウィング」が、9月13日にインド西岸を航行中、11人の遭難者を救助したと発表した。

同社によると、9月13日午後9時30分(現地時間)、サウジアラビアから三重県四日市港に向けて航行していたアクエリアス・ウィングは、インド西岸(ケララ州マンガロール沖)で同国漁船「AKTHURA BALA」から救助要請の無線を受信。14日午前0時18分に、浸水・沈没寸前の漁船から子供を含む11人全員を救助した。

同日午後2時30分には、インド沿岸警備隊へ遭難者を引き渡すため、コーチン沖まで向かったが、モンスーンの影響でうねりが大きく、ボートの接舷に難航。午後4時45分に沿岸警備隊のヘリコプターへ遭難者を引き渡した。

この救助活動に対し、インド沿岸警備隊は「特筆されるべき最善のシーマンシップ」として、同社に感謝状を贈った。

■アクエリアス・ウィングの概要
船籍:パナマ
船員:25人(日本人9人、フィリピン16人)
載貨重量トン数:29万9990キロトン
総トン数:15万9953グロストン
船種:大型原油タンカー(VLCC)
運航者:日本グローバルタンカー