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名古屋駅の空飛ぶクルマ拠点化、商工会議所提言

2025年3月27日 (木)

産業・一般名古屋商工会議所(名古屋市中区)は25日、名古屋駅周辺を「スーパーモビリティハブ」として整備する構想を提言。同構想では、空飛ぶクルマやドローンなどの次世代エアモビリティーの拠点化を目指している。

次世代エアモビリティーは世界各国で研究開発が進んでいる。移動の利便性向上だけでなく、機体製造のサプライチェーンやインフラ整備を通じた経済波及効果に期待がかかる。名古屋地域は自動車・航空宇宙産業の集積地であり、高い技術力を有する企業や人材が豊富に集まっている。

提言では、「次世代エアモビリティーの革新的特徴と技術的優位性」「当地における産業基盤と技術的蓄積の強み」「将来的な成長機会とビジネスポテンシャル」などについて、綿密な分析と評価を実施。名古屋駅周辺地域を戦略的な拠点として位置付けることで、関連産業の更なる集積と育成を促進し、地域住民の利便性向上と生活の質的向上を実現することを目指している。また、安全かつ効率的な運航体制の確立に向けて、行政機関、民間企業、研究機関などの各ステークホルダーが果たすべき具体的な役割と責任についても詳細に明示した。

商工会議所は国や愛知県、名古屋市などの関係機関に対して、この包括的な提言内容を詳細に示し、実現に向けた具体的な取り組みを段階的に進めていく予定。提言の実現に向けては、官民連携による協力体制の構築や、必要な法整備、インフラ整備などを含む多面的なアプローチを採用する。最終的には、地域全体の魅力向上と産業競争力強化を通じて、名古屋地域の持続可能な発展と経済成長を図る方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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