UDトラックス、クオンのセキュリティを強化

サービス・商品UDトラックスは3月31日、大型トラック「Quon（クオン）」を商品改良したと発表した。今回の改良では、2026年に施行予定の新たな自動車関連法規への対応を目的に、コネクテッド技術の進化に伴うセキュリティ対策を強化し、あわせてメーカー希望小売価格を改定した。

具体的には、外部からのサイバー攻撃を防ぐためのセキュリティ機能を新たに搭載し、車両ソフトウェアの安全なアップデートを可能とする仕様に改良された。また、車外騒音の抑制や転がり抵抗の軽減といった環境対応を踏まえ、基準値を満たすタイヤの装着を義務付けるタイヤ法規にも準拠している。こうした機能追加により、運行中の安全性や輸送効率の向上が期待される。

価格については、原材料費の高騰や為替変動などの経済的要因を反映し、商品改良分に加えてメーカー希望小売価格を7％引き上げる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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