行政・団体UDトラックスは10月31日、大型トラクター「クオン」のスペアタイヤキャリアの固定ボルトに強度不足があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
固定ボルトの強度が不足しているため、走行時の振動などによりボルトが破断し、最悪の場合、スペアタイヤとタイヤキャリアが脱落するおそれがあるという。
対象となる車両は、2018年(平成30年)1月10日から2019年(令和元年)7月16日までに製作された712台で、これまでに不具合と事故の報告はない。
使用者にはダイレクトメールか直接訪問で通知し、全車両の当該部品を対策品・新品に交換する。改善を実施した車両には「No.4599」のステッカーを貼付する。