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クボタ、インドネシアで農業機械製造を強化

2013年10月8日 (火)

荷主クボタは8日、横型ディーゼルエンジンを製造するインドネシア現地法人「クボタインドネシア社」の生産能力を増強すると発表した。同国の農業機械化に伴う需要拡大に対応し、東南アジアでエンジン事業の拡大を図る。

同社は、東南アジアで耕うん機や灌漑用ポンプなどの原動力として普及している横型ディーゼルエンジンをインドネシア、タイの現地法人で製造・販売しており、インドネシアでは経済発展に伴う農村人口の減少で農業の機械化が進展、耕うん機の需要が拡大している。

そこで、スマラン市の要請を受けて工業団地へ移転する動きに合わせて、農業機械化による農機搭載用横型ディーゼルエンジンの需要拡大に対応するため増産投資を実施し、生産能力を2倍に引き上げることにした。

投資総額は3510億ルピア(31.6億円)で、2015年時点で横型ディーゼルエンジンの生産能力を年間12万台とする。新工場は14年7月から生産を開始する。