ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

クボタ、中国にエンジン生産拠点を新設

2012年11月27日 (火)
工場の完成予想図

工場の完成予想図

拠点・施設クボタは26日、中国にエンジン生産拠点を新設すると発表した。中国を中心としたアジアのエンジン需要拡大に対応するため、立形ディーゼルエンジンの生産を行う。

新会社「久保田発動機(無錫)」は来年1月、江蘇省無錫市に設立し、工場は敷地面積12.7万平方メートル、建屋面積1.8万平方メートル。自社製トラクタ・コンバイン・建設機械搭載用ディーゼルエンジン、外販向けディーゼルエンジンを製造する。生産能力は年間9.7万台で、2014年7月から量産を開始する。

中国を中心としたアジアで農業機械、建設機械、産業用機械の市場が拡大し、エンジンの大幅な需要増加が見込まれる中、現地生産によって供給力を増強することで、エンジン事業の拡大を目指す。

海外生産比率の向上により、コスト競争力を強化するとともに、為替変動リスクを低減し、エンジン事業の体質を強化する。

立形ディーゼルエンジンの主力シリーズを日本(堺、臨海、筑波)とタイ(10月量産開始)、中国の3拠点で生産することで、最適なグローバル生産体制の構築を図る。