ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

関通、機能選択型のEC向け新サービスを開始

2025年4月1日 (火)

サービス・商品関通は1日、EC(電子商取引)事業者向けに特化した発送代行サービス「GAOW」(ガオウ)を開始した、と発表した。ユーザーは同社が提供するEC物流サービスの複数機能の中から、必要な機能だけを選んで利用できるようになる。同社では柔軟な組み合わせが可能なパッケージ型物流サービスを提供することで、EC事業者の物流アウトソーシング需要の囲い込みを目指す。

既存のEC向け物流プラットフォームサービスやフルフィルメントサービスでは、入荷やピッキング、流通加工といった庫内作業や在庫管理、発送代行といった物流機能がワンパッケージで提供されているケースが多い。しかし、自社でカバーできる機能を持つユーザーにとって、パッケージ化されたサービスは過剰なスペックとなるため、コスト負担が増すなど使い勝手が悪かった。

新サービスでは、必要最低限の機能だけを利用できるため、ユーザーは物流センター(商品出荷拠点)の迅速な立ち上げやコスト削減を実現できる。同社では、早急な物流センター移管を検討していたり、値上げ要請を受けていたり、現行の物流委託先の作業品質に不満を持っていたりするEC事業者の利用を見込む。

サービスの利用条件には、(1)物流センター、輸送手段、梱包資材などは同社指定とする(2)各データの連携形式は同社指定とする(3)WMS(倉庫管理システム)のカスタマイズには対応しない──などがある。サービスメニューの参考価格として、配送出荷費用でポストイン280円-、60サイズ550円-、80サイズ610円-、月額保管費用で1000立方センチメートルあたり7円-などを設定している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com