行政・団体千葉県流山市は1日、再配達の削減による温室効果ガス排出抑制を目的に、宅配ボックスの設置費用を一部補助する「宅配ボックス購入支援事業補助金」を開始すると発表した。申請受付期間は4月1日から2026年3月31日までで、補助金は市内の事業所や店舗から購入した新品に限る。
補助対象となるのは、市内の住宅に宅配ボックスを設置した住民、住宅の所有者、または管理組合などで、いずれも市税の滞納がなく、暴力団関係者でないことが条件。製品は100センチ以上の荷物が収納可能で、盗難防止の固定器具付きであることが求められる。補助額は専用宅配ボックスの場合、購入費用の2分の1(最大1万円)まで、共用宅配ボックスは収納箇所数に応じて最大1万円×収納箇所数まで支給される。
本事業は、物流分野の再配達によるCO2排出を削減し、脱炭素社会の実現を目指す取り組みの一環である。宅配ボックスの導入促進によって、配送業者の再配達回数を減らし、効率的な配送体制の構築に寄与することが期待されている。
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