
▲(仮名)狭山センター 完成イメージ図(出所:アサヒロジスティクス)
拠点・施設アサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は2日、グループ傘下のアサヒフレッシュロジ(同)が関東2か所で物流拠点の移転・新築工事に着手した、と発表した。物量増加に伴い増改築を繰り返してきたとともに、設備の老朽化が進む2センターを建て替えることで、出荷能力の向上など物流効率を高める。
新設するのは「アサヒフレッシュロジ狭山センター」(仮称、埼玉県狭山市)。敷地面積8472平方メートル、延床面積4416平方メートルの平屋建て(事務所部分は2階建て)。冷蔵帯に対応する施設で、門型洗車機や大型容器洗浄機などの設備を導入する。1日に着工し、26年2月に稼働する予定。大手コンビニエンスストア向け食品の店舗別仕分けや店舗ルート配送などの業務を担う。
「アサヒフレッシュロジ取手センター」(仮称、茨城県守谷市)も同日に着工した。施設は敷地面積9897平方メートル、延床面積4410平方メートルの平屋建て(事務所部分は2階建て)。冷蔵帯と加温帯(米飯)の商品を取り扱う計画で、門型洗車機や大型容器洗浄機、自家スタンド(インタンク)などの設備を用意する。狭山センターと同様のコンビニ向け物流業務に対応する。26年2月の完成を予定している。

▲「アサヒフレッシュロジ取手センター」(仮称)完成イメージ図(出所:アサヒロジスティクス)
現行の2センターでは、顧客の店舗数拡大などによる物量増を増改築でカバーしてきたが、施設や駐車場の分散管理を余儀なくされるなど、非効率な運用を強いられていた。また、施設の老朽化で修繕コストやエネルギー消費量が増加するといった課題も抱えていたことから、新センター建設に踏み切った。
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