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本誌主催、トラック輸送支援キャラバン始動4/8

2025年4月2日 (水)

イベントLOGISTICS TODAYは、トラック輸送業界とドライバーを支援する全国キャラバン「運びと地位向上全国キャラバン2025」を4月8日大阪から開始する。今後予想されるドライバー不足への対抗策とするためのもの。

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運送業は「2024年問題」をはじめ、残業時間規制の強化や労働時間管理の厳格化など、コンプライアンス対応に必要なコストや管理負担が増加し、中小規模の事業者にとって存続が難しくなっているのが現状。燃油費をはじめとするコスト高は運送業者の経営を圧迫し、コストの運賃への価格転嫁もまだ十分とはいえない。こうした経営を圧迫する事象を背景に、中小規模の運送事業者が廃業したり、大手企業へ統合・吸収される動きは、今後ますます加速していくと見られている。現在国内には6万3000社の運送業者があるが、4万社程度まで減るのではないかとも言われる。

経営基盤が脆弱な事業者がM&Aによって、安定した経営をしている事業者の傘下に入ることも、事業者の減少につながるが決して悪ではない。また、運送業者の中にはドライバーの健康保険料を負担しないなど、法を無視したコスト削減をすることで運賃を値下げしている者もある。こうした悪質業者が、行政処分の厳罰化などで法順守が強く求められることで淘汰されるのであれば、事業者の減少は悪いことではない。

しかし、経営が立ちゆかない運送業者、あるいは悪質な運送事業者が倒産したときに、そこで働いていたトラックドライバーが、それをきっかけにほかの業種に流出してしまったらどうだろう。2024年問題の出来によって輸送力が減少すると言われていたが、それを担うドライバー自体が減ってしまうということにはならないだろうか。

政府や行政は物流業界の働き方改革を進め、業界の健全化を進める法整備を進めている。荷主企業は制度に沿って働き方改革を進め、現場の効率化・省人化を進める。悪質な業者は淘汰され、多重下請け構造や優越的な地位の濫用による下請けへの不当な役務もなくなる。こうして物流業界が健全化されたとき、現場で実運送をになうドライバー、トラックのハンドルを握るドライバーはどれほど残っているのだろうか。悪質業者の淘汰や業界再編は大変結構な話であるが、その時にほかの業界に流出してしまうドライバーをつなぎ止めるために、誰かが汗をかかなくてはならない。本誌は、その一助となるべく、トラック輸送業界とドライバーを支援する全国キャラバン「運びと地位向上全国キャラバン2025」を開催する。

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イベント概要

「LOGISTICS TODAY presents -運びと地位向上全国キャラバン2025- 」
背水の運送業、活路を見出すクローズ型勉強会
第一回 -多重構造解消へ、焦点は“求荷求車マッチング”-

<日時>
4月8日、16時開始(15時30分開場)

<登壇者>
平島竜二氏(全日本トラック協会副会長/京都府トラック協会会長)
聞き手:赤澤裕介(LOGISTICS TODAY代表取締役/編集長)
吉岡泰一郎氏(トラボックス会長)

<プログラム>
16時-16時30分:オープニング(赤澤、吉岡氏による「全国キャラバン」発足趣旨、企画趣旨などの説明、ほか)
16時30分-17時30分:トークセッション
17時30分-17時50分:名刺交換会
18時30分-20時30分:懇親会 ※別会場で開催(別途懇親会費あり)

<場所>
トークイベント:JR大阪駅近隣のセミナールーム
懇親会:トークイベント会場近隣
※リアルのみの開催

詳細・申込

<定員>
30人(お申し込み先着順)
※ご参加いただける先着30名様には、運営事務局より追ってご連絡いたします

<参加費>
トークイベントのみ参加:無料
懇親会参加:お一人6000円(税込み)
※懇親会は別途参加費が必要です
※懇親会参加費はトークイベント当日に申し受けます
※いずれも下記申込みフォームよりお申し込みください

<申し込み期限>
2025年4月7日、16時まで

※上記内容は、事前の告知なく変更する可能性があります。

■問い合わせ先
LOGISTICS TODAYプロモーション企画室 イベント運営事務局
event@logi-today.com