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Shippio、貿易書類AI-OCR機能を提供

2025年4月4日 (金)

サービス・商品Shippio(東京都港区)は2日、貿易書類を自動で読み取り、クラウドサービスに転記できるAI-OCR機能の提供を開始したと発表した。先行して、貿易手続きで最も重要な船荷証券(B/L)を対象にした機能を1日から提供しており、今後は対応書類の拡充や読み取り精度の向上を進める。

貿易業務では紙やPDF形式の書類が依然として多く使われており、情報をシステムに手作業で入力する負担が大きい。同社は自社のフォワーディング業務を通じてこの課題に直面し、顧客企業からの要望を受けてAI-OCR機能の開発に着手。自社テストでは主要項目の読み取り精度97%を実現した。これにより手作業での転記時間を削減し、人的ミスの防止に寄与する。

本機能は、荷主向けSaaS「Shippio Cargo」と物流事業者向けSaaS「Shippio Works」で利用可能。AI-OCRにより、B/L番号やコンテナ番号、航路番号などの情報を自動登録でき、クラウド上での貨物トラッキングも迅速に開始できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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