ロジスティクス日本通運は15日、メキシコ日本通運がメキシコで航空便による輸入引越貨物サービスを拡充した、と発表した。
新たなサービス拠点として、9月に「グアナファトロジスティクスセンター」(グアナファト州シラオ市)に日本語対応可能なカスタマーサービスデスクを開設。既存のメキシコシティ本社・アグアスカリエンテス営業所・グアダラハラ営業所・モンテレー営業所に加え、5番目の拠点となる。
これまでの輸入通関はメキシコシティ空港のみで対応していたが、10月1日からはグアダラハラ空港、モンテレー空港でも輸入通関業務を開始した。
グアダラハラ空港は、自動車産業の進出が著しいメキシコ中央高原地域へのゲートウェイに位置し、モンテレー空港は米墨ボーダー地域から近い立地上の特徴がある。
日系企業の新規進出と業務拡張に伴い、長期出張者・赴任者が増加しており、日通では「顧客に最も近い空港で輸入通関を行うことで、同地域への配達所要日数は、従来と比較して、平均1-2日短縮できるようになった」としている。

メキシコ日通航空便の輸入通関空港・カスタマーサービスデスク設置営業所