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トラック協会要望、重さ指定道路134区間で指定可に

2025年4月10日 (木)

ロジスティクス全日本トラック協会が国土交通省に要望した2024年度の「重さ指定道路」の指定結果がまとまった。全国200区間の要望に対し、132区間が「指定可」(指定済み含む)、2区間が「一部指定可」となり、合計134区間(67%)で通行が可能となる。

要望結果の詳細を見ると、指定不可となった62区間について、主な理由は「橋梁の耐荷重不足」「路面状況の悪化」「通学路があり交通安全上支障がある」などだった。例えば佐倉市道6-36号線は「路面状況が悪く、道路の構造の保全及び交通の危険の防止の上で支障がある」として指定不可となった。

また、道路法適用外道路は4区間あり、これらは指定の対象外となっている。都道府県別では、広島県が38件と最多の要望数で、福岡県が30件、兵庫県が5件などと続いた。指定可率は地域によって差があり、千葉県は3件中2件、熊本県は9件中7件が指定可となった。

指定された道路の運用開始は25年7月1日の予定で、同時期に道路情報便覧にも収録される。これにより、大型トラックなどの効率的な輸送ルートの確保が進むことになる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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