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トラック協会要望、高さ指定道路55区間が指定可に

2025年4月10日 (木)

ロジスティクス全日本トラック協会が2024年度に要望した「高さ指定道路」について、全国58区間中55区間が「指定可」または「指定済み」となったことが明らかになった。

結果一覧によると、北海道から宮崎県まで全国21都道府県にわたる道路が対象となっており、大型車両の通行に重要な役割を果たす見込みだ。「高さ指定道路」とは、一般的な車両制限令の高さ制限(3.8メートル)を超える車両が通行できる特別な区間を指す。

要望区間の内訳は「指定可」が49区間、「指定済み」が6区間、「一部指定可」が1区間だった。一方、「指定不可」は1区間で、千歳市道の美々南通が「建設中(未供用)のため」との理由で認められなかった。また、名古屋市の都市計画道路志段味環状線は「道路法適用外道路」として区分された。

指定された道路には、県道や市町村道などさまざまな種類があり、物流の効率化に貢献することが期待される。特に工業団地や物流拠点へのアクセス道路も含まれており、物流業界の要望に応えた形となった。

今回の指定により、大型トラックの効率的な運行が可能となり、物流コストの削減や環境負荷の軽減にも寄与すると見込まれる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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