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X Mile、外国人ドライバー採用支援を提案

2025年4月9日 (水)

▲関西物流展X Mileブース

産業・一般物流DX(デジタルトランスフォーメーション)開発・人材サービスを手がけるX Mile(クロスマイル、東京都新宿区)は、9日からインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている「第6回 関西物流展」に、外国人材採用支援システムと多言語対応の教育管理機能を出展し、多くの来場者の注目を集めた。

同社が展示したのは、物流業務効率化システム「ロジポケ」と人材採用支援サービス「クロスワーク」を基軸とした外国人ドライバー採用から教育までの一貫ソリューション。

同社によると、「現在、日本のドライバー人口は減少しており、輸送力確保では、特定技能制度の活用も不可欠」とし、この課題解決のため特定技能のドライバーがスムーズに業務に適応できるよう、多言語対応のマニュアル管理システムとして「動画マニュアル管理システム」を開発。特定技能外国人の採用を支援するとともに、そうした人材の現場への導入を支援する。現場では、企業側の負担を軽減しつつ、労働者が適切に業務を理解できる環境が求められている。今回の関西物流展でクローズアップする2つの機能・サービスは、外国人材の採用を、上流から下流まで網羅するものといえる。

同社が人材確保を進めているのはアジア圏のドライバー。アジア諸国には大型免許を保有し、運転経験を積んだドライバー人材が多く、日本市場でも即戦力として活躍できる可能性があるという。

今回特に注目を集めたのが、ロジポケの新機能「動画マニュアル管理システム」だ。このシステムは外国人労働者が言語の壁を超えて業務を理解できる環境を提供する。

同社DX事業本部の安藤雄真氏によれば、「物流現場では荷主や拠点ごとに異なるルールがあり、それを言語だけで外国人に伝えるには限界がある」という課題から開発されたという。直感的な操作が可能なインターフェースで、専門知識がなくても現場スタッフが簡単に動画マニュアルを作成できる。

展示ブースでは実際のデモンストレーションも行われ、来場者からは「外国人ドライバー採用の課題解決に具体的なツールを提供している」との声が聞かれた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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