M&A輸送事業や物流DX事業を展開する日本ロジソリューションズ(東京都中央区)と、自動車教習所を運営し外国人ドライバーの育成も手掛けるTDGホールディングス(三重県伊勢市)は7日、物流業界におけるドライバー人材不足の解決に向けて業務提携したと発表した。
今回の提携では、日本ロジソリューションズの物流企業とのコネクションを活用しながら、TDGが育成した外国人ドライバーを企業に紹介する。
TDG傘下の技能実習監理団体「ダイバーシティ事業協同組合」はアジア5か国の技能実習生・特定技能者の送り出し機関とTDG傘下のベトナム現地の自動車学校と協力して、外国人トラックドライバーの育成から紹介まで行っている。
一方、日本ロジソリューションズは、外国人材を雇用している企業向けに各国の味を再現したレトルト食品を定期配送し、人材の定着率向上を図る「外国人食サポート事業」の立ち上げを進めている。
こうした両社の特徴を生かして、ドライバー不足に悩む企業の課題解決を図る。
両社は外国人ドライバーが活躍する場を増やすため、企業向けセミナーや勉強会の開催などにも取り組むことにしており、今月14日には「特定技能トラックドライバー外国人人材採用 徹底解説セミナー」を開く。
セミナーでは国土交通省の担当者が、物流業界の現状や今後について講演するほか、専門の弁護士が外国人人材の採用に関する各種制度を解説。外国人ドライバーの育成から定着までサポートする両社の事業について詳しく紹介する。
セミナーは14日午後2時から汐留ビジネスフォーラム(東京都港区)で開かれ、オンライン配信はない。定員は先着80人で参加費は無料。参加希望者は、専用フォームからオンラインで申し込む。
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