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東大先端研・江崎氏に船井学術賞、物流システム研究

2025年4月10日 (木)

認証・表彰東京大学先端科学技術研究センターは8日、先端物流科学の江崎貴裕特任講師が2024年度の船井学術賞(主催・船井情報科学振興財団)を受賞したと発表した。江崎特任講師はネットワーク型物流システムの基礎理論を構築したことが認められた。

同賞は、情報科学や情報技術分野を中心とした理工系分野で、顕著な研究業績があった39歳までの研究者に贈られる。

江崎特任講師は複雑なネットワーク科学の知見と渋滞学モデリングの技術を物流システムに応用し、物流などの輸配送ネットワークが複数組み合わされたときに相乗効果が表れる条件などについて研究している。その結果、頑強な物流ネットワークを実現するためのトポロジカルな要件やリンク重要度の定量化を行ったほか、統合の際に相乗効果が得られやすいネットワーク構造の同定、数十億件の実データ解析による定量的な効果の実証などといった、ネットワーク物流の理論的基礎となる一連の成果を上げた。

また、自動発注や在庫管理のアプリケーション、システムを開発するinfonerv(インフォナーヴ、東京都千代田区)を2021年に設立した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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