フードフードデリバリーのドアダッシュ(米国)は10日、ロボティクス企業のココ・ロボティクス(米国)と提携し、ロサンゼルスとシカゴで歩道走行型ロボットによる配送を開始したと発表した。ドアダッシュの国際事業であるウォルトがフィンランド・ヘルシンキで行ってきた試験運用を拡大するもので、配送効率と持続可能性の向上を目的としたマルチモーダル戦略の一環となる。
ドアダッシュの利用者は、参加加盟の600店舗からの注文に対して排出ガスゼロのココのロボットを利用可能となる。初期試験運用では10万回以上の配送を実施済みで、ロボットはドライバーによる配送を補完しながら、よりスムーズな物流体制を構築している。

(出所:ドアダッシュ)
ドアダッシュは現在、ドライバー、ドローン、自動配送ロボットを組み合わせた柔軟な配送ネットワークの構築を進めている。ロボット導入の実現は同社の研究開発部門「ドアダッシュ・ラボ」が主導している。
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