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パルシステム、首都圏拠点の電力を再エネ由来に

2025年4月14日 (月)

環境・CSRパルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区)は14日、傘下の4生協が4月から配送センターや福祉施設など50か所の電力を再生可能エネルギー100%に切り替えたと発表した。対象となるのは、パルシステム東京、神奈川、千葉、埼玉の各生協で、合計で全消費電力の7割以上を再エネ由来に転換する。2030年度までにCO2排出量を2013年度比で46%削減する目標に向けた取り組みの一環である。

電力切り替えは、連合会子会社のパルシステム電力(同)が提供する「CO2ゼロプラン」への契約変更によって実現した。東京では15配送センターと9施設、神奈川では10配送センターと3施設、千葉では6配送センターと4施設、埼玉では3配送センターが対象。電力はHSE(茨城県日立市)と締結した長期契約をもとに、青森県横浜町の雲雀平風力発電所から供給される。不足分は水力発電などで補う体制を整えた。

同発電所には14基の風力タービンが設置され、出力は32.2メガワット。年間の発電量は一般家庭1万5000世帯分に相当し、3万5000トンのCO2削減が見込まれる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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