M&A日本郵船は14日、グループ会社である旭海運(東京都港区)、八馬汽船(神戸市中央区)、三菱鉱石輸送(東京都千代田区)の3社の事業統合を発表した。
統合後の新会社「NYKバルクシップパートナーズ」は、2026年1月に正式発足する。日本郵船グループの総合的な海運サービスを提供する。新会社は22隻の船舶を保有し、船舶管理業務では91隻(自社保有船と子会社管理船を含む)の大規模フリートを運営する。
3社はこれまで船主業、運航業、船舶管理業務などの海運事業分野で、それぞれ独自の事業を長年展開してきた。今回の統合により、各社が培ってきた専門的な船舶管理機能を強化・効率化する。また、重複する事業分野を戦略的に集約することで、グローバル市場での競争力を高める。各社固有のネットワークと専門性を生かし、より包括的な海運サービスを提供できる体制を構築する。
新会社は東京都千代田区に本社を置き、長年にわたり海運事業の重要拠点として機能してきた神戸市にも主要な事業所を設置。船舶の一元管理システムの導入により、24時間体制での安全運航を徹底するとともに、最新テクノロジーを活用して運航効率を向上させる。さらに、両拠点が緊密に連携することで、迅速な意思決定と機動的な事業運営を可能になるという。
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