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国交省、船舶管理会社登録制度で2事業者を初登録

2018年5月30日 (水)

ロジスティクス国土交通省は30日、内航海運業者の事業基盤を強化する取り組みとして4月から運用開始している船舶管理会社の登録制度で、2事業者を初めて登録したと発表した。

この制度は、現在、管理レベルへの不安などから内航海運業者による活用が一部に止まっている船舶管理事業者について、任意の登録により業務の情報や品質を「見える化」し、登録事業者に業務の適正な運営を確保するための必要な体制の整備を義務化することで、船舶管理業務の品質の向上などを確保し、船舶管理事業者の活用促進を図るもの。

今回登録されたのは、山友汽船(神戸市中央区)とイコーズ(山口県周南市)の2事業者。

山友汽船は、内航船の船舶管理業を中心として1991年に設立。船舶の安全管理体制が高水準であることを示すISMコードの認証を取得し、安全管理の推進を図りながら、現在では貨物船・内航コンテナ船の管理や船員派遣などを手がける。

イコーズは、船主5人により2000年に設立。船舶管理業に特化した業務の高度化、効率化を目標に、安全な航行や適切な船舶管理、新人の採用や教育などを行っている。