サービス・商品日清製粉グループの日清製粉ウェルナは14日、一部の家庭用製品について価格改定を実施すると発表した。
同社によると、今年4月1日からの輸入小麦の政府売渡価格改定に伴う業務用小麦粉の価格改定や、原材料コスト変動に加え、包装資材代、物流費、人件費等のコストが継続的に上昇していることが背景にある。さらに為替の円安傾向も続いている状況だという。
同社ではこれらのコスト上昇に対応するため、コスト削減や生産性向上に取り組んできたが、企業努力だけでは吸収困難な状況となったため、一部製品の値上げに踏み切ることとなった。一方、小麦粉製品については値下げも実施する。
価格改定の内容は、パスタおよびパスタソース製品が6-17%の値上げで7月1日納品分から、ミックス製品が約13-33%の値上げで8月1日納品分から適用される。小麦粉製品については0.6%の値下げとなり、こちらも8月1日納品分から実施される。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com