荷主フュージョンエネルギー発電実証プロジェクト「FAST」を推進する新会社、Starlight Engine(東京都大田区)が4月3日、設立した。同社が16日に発表した。トカマク型によるD-T核融合反応の実証を目指し、商業化に向けた技術開発・資金調達・サプライチェーン構築を担当する民間事業主体として活動を開始する。
FASTは2024年11月に始動した民間主導の産学連携プロジェクトで、日本の核融合研究者や産業パートナーに加え、国際連携によって構成されている。Starlight Engineはプロジェクト全体を統括し、技術・ビジネス開発や立地選定などを担う。将来的には商業プラントの建設と海外輸出も視野に入れており、エネルギー取り出しやトリチウム燃料の循環、統合システムの安全運用など複合的課題の解決を目指す。FASTは三井物産、三菱商事、フジクラ、古河電気工業などJ-Fusion参加企業とも連携し、研究開発を加速させる。
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