ロジスティクス日本貨物航空(NCA)は13日、EUで税関の新規則が適用され、EU域内向け貨物に対して事前の貨物情報申告が義務付けられることへの対応措置を告知した。EUでは2011年1月1日から、税関新規則によりEU域内向け航空貨物について、航空機の到着4時間前までに貨物情報(マスターAWB情報、ハウスAWB情報)を電子的データで申告することが義務付けられる。また、情報の不備、申告の遅延など、事前申告が適切に行なわれない場合、貨物の留め置きなど、罰則が適用される見通しとなっている。
このため、NCAではデータ送信可能な顧客に対し、試験運用期間として今月16日からデータ送信を行うよう呼び掛ける。対象便は同社EU域内向け全便。
■詳細は下記URLを参照。
http://www.nca.aero/news/2010/news_20101213.html