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HHLA、オマーンから欧州へグリーン水素輸送協定

2025年4月17日 (木)

国際HHLA(ドイツ)は16日、オマーン国王のオランダ公式訪問の一環として、オマーンから欧州へのグリーン水素の輸送に関する共同開発協定が締結されたと発表した。

(出所:HHLA)

同社は世界初の液化水素輸入回廊の構築に向けた将来を見据えたパートナーシップに参加しており、オマーンから欧州へグリーン水素を輸送し、気候に優しいエネルギー供給を確保することを目指している。

オマーンの国営水素会社であるハイドロム、国営石油会社のOQ、タタ・スチール・オランダ、ハイネットワークなど計11社のパートナーが契約に署名しており、オマーンのドゥクム港に水素の液化、貯蔵、輸送のための中央施設が建設する予定だ。液化された水素は特別な水素船でオランダ・アムステルダムへ輸送される。デュイスブルク港などのドイツ国内のほかの物流拠点もネットワークの対象となり、パイプライン、鉄道、内陸水路船舶による配送インフラも整備される予定。

開発が計画されている回廊はドゥクム港とアムステルダム、デュイスブルクをはじめとする主要地域の物流拠点を結ぶ。同社は鉄道会社メトランス(チェコ)の欧州全域にわたるインターモーダル(複合輸送)ネットワークを通じて、専門知識とインフラをプロジェクトに提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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