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中国の石炭輸入が急増、海事センター調べ

2013年10月18日 (金)

産業・一般日本海事センターは18日、8月の主要ドライ貨物の荷動きをまとめた。

日本の鉄鉱石の8月の輸入量は1160万トンで、単月では前年同期実績から5.7%減少したものの、累計輸入量は1.9%上回っている。

中国の鉄鉱石輸入は6900万トンで10.5%増。累計も8.1%増となっており、ブラジルからの輸入量が2か月連続で1300万トン台を維持した。

日本の8月の石炭輸入量は1700万トン(5%増)で3か月連続で前年を上回った。累計も3.7%まで上昇した。

中国の石炭輸入(褐炭を含む)は2600万トンで27%増。7月の18.1%増を上回る結果となった。インドネシアやベトナムといった近距離ソースの輸入量は前月から減少したが、遠距離ソースの豪州炭の輸入量は逆に増加した。

8月の日本の鋼材輸出は372.7万トン(1.3%増)で、韓国と中国向けが4か月連続で減少したものの、北米などその他の地域向けを増やしてカバーした。