環境・CSRZeroboard(ゼロボード、東京都港区)は17日、神奈川県と「県内企業等のCO2排出量の可視化推進に関する連携協定」を締結したと発表した。同社の渡慶次道隆社長と黒岩祐治・神奈川県知事が、16日に神奈川県庁で行われた締結式に出席し、今後は県内企業の脱炭素化に向けた取り組みを共同で推進する。

▲神奈川県との締結式の様子(出所:Zeroboard)
神奈川県では、2030年度までに13年度比で温室効果ガス(GHG)排出量を50%削減し、50年のカーボンニュートラル実現を目指している。22年度の県全体の排出量は5677万トンで、そのうち産業・事業活動による排出が全体の47.6%を占める。こうした背景から、CO2排出量の管理・可視化を支援するZeroboardとの連携が実現した。
協定の内容には、「CO2排出管理システムの普及・啓発」「県内企業の排出情報の利活用」「事業活動温暖化対策計画制度」対応の負担軽減などが含まれる。同社は、製造・建設業など長いサプライチェーンを持つ企業への導入実績とノウハウを生かし、中小企業の人材不足や知見不足といった課題にも対応する。
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