
▲仕分けた商品袋の圧着作業(出所:パルシステム連合会)
認証・表彰パルシステム生活協同組合連合会は18日、同社グループの物流を担うパルライン(東京都江東区)が、宅配サービスの商品を仕分ける物流センター3か所が生活困窮者就労訓練事業の認定を受けたと発表した。
対象施設は、埼玉県熊谷市の熊谷センター、東京都八王子市の八王子センターと南大沢センターで、非雇用型から取り組みを始め、就労経験の機会を提供する。
同事業は、心身の不調などで就労が困難な人に配慮し、業務内容や勤務時間を柔軟に調整して働く機会をつくる制度。商品仕分けなどの物流業務は細かく工程が分かれているため、訓練者の特性に応じた業務の切り出しが可能で、欠勤や遅刻にも柔軟に対応する体制を整備している。
パルラインでは2017年から引きこもり経験者の雇用実績があり、現在は40人が勤務している。20年からは障害者支援にも注力し、全社員へのマニュアル配布やジョブコーチの配置、社内資格「ジョブサポーター」の制度も導入済みである。現在、物流拠点やカタログセットセンターなどで障害者79人が働いており、全社で3400人以上が支援体制のもと業務に従事している。
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