今治造船が初級研修を開講

▲開講式で挨拶する今治工場長の田頭敬作常務取締役（出所：今治造船）

荷主今治造船（愛媛県今治市）は22日、第21回今治地域造船技術センターの初級研修開講式を14日開催したと発表した。会場には徳永繁樹・今治市長をはじめ多数の来賓が出席し、今治地域の造船業界を担う次世代技術者の育成が始まった。

同研修は、今治市内外の造船、舶用関連企業50社以上が会員として連携し、現場で活躍する熟練技能者が講師を務める。2か月半に及ぶ研修期間中、研修生は図面読解や溶接の基礎、資格取得など実践的な技能を習得する。これまでに2000人を超える修了者を輩出しており、同センターは全国的にも注目されている教育機関だ。

今回の開講式には13社から計109人が参加。今治工場長の田頭敬作常務取締役は「日本の海上輸送を支えるべく切磋琢磨してほしい」と激励の言葉を述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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