財務・人事山九は25日、組織改編の一環として、6月1日付で企業価値向上タスクフォース班(TEVA)とインベスター・リレーションズ部(IR部)を新設すると発表し、新組織発足に伴う人事異動を公表した。
TEVAは企業価値向上を目的に、事業・財務・非財務戦略の見直しを進め、中長期的な経営の方向性や基本方針の推進を加速させるための組織で、各組織の最高責任者(CxO)の業務をサポートする。見直しの成果などについては、IRを通じて社外に発信する。
また、経営企画部の1グループだったIRグループをIR部に昇格させ、CEO(最高経営責任者)直轄の組織とする。経営と市場の距離をさらに縮めることで、IR機能を充実させ、スピーディーでフレキシブルな対応で発信力を高める。
TEVAでは京都大学経営管理大学院の砂川伸幸教授をはじめ、多方面から外部有識者を招く。さまざまな分野や角度からの議論を深めることで、より客観的で実効性のある施策を推進するとしている。
同社は新組織発足について「市場との対話をより強化し、株主・投資家のエンゲージメントを最大化するよう注力していく」としている。
機構改革にともなう人事異動は次の通り(6月1日付)
・金子正弘氏
新:インベスター・リレーションズ部長
現:経営企画部担当部長
・横地栄治氏
新:企業価値向上タスクフォース班長
現:海外事業本部海外統括部担当部長
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