
▲進水式の様子(出所:内海造船)
荷主内海造船(広島県尾道市)は25日、4万載貨重量トン型の新造一般貨物船「ATLANTIC SPARKLE」の進水式を行ったと発表した。全長183メートル、幅32.2メートル、喫水10メートルで、構造喫水の浅さにより、浅い港湾や河川、湖などでも航行が可能な設計となっている。
同船は、貨物艙を二重船側構造とすることで、船体損傷時の浸水や油流出のリスクを軽減。5か所の貨物艙と4基のデッキクレーン、ワイドハッチを備え、穀類や石炭、スチール製品、セメントなど多様な貨物の積載が可能である。特に、防とう材を艙内に露出させない設計により、保守の効率も高められている。
また、省エネ性能の強化により燃料消費の削減を実現。船尾にはSSD、舵板にはSurf-Bulbを搭載し、波浪中の航行安定性を向上させている。加えて、省エネ塗料や波切り形状の採用により、荒天時でも主機の出力低減と航走性能の両立を図っている。
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