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いすゞ、タイでBEVピックアップT製造開始

2025年5月1日 (木)

荷主いすゞ自動車は4月30日、同社初となるバッテリー電気自動車(BEV)ピックアップトラック「D-MAX EV」の生産を4月28日よりタイ・サムットプラカーン県のサムロン工場で開始したと発表した。

「D-MAX EV」は昨年3月のバンコク国際モーターショーに参考出品され、早期商品化の声に応える形で量産化が決定した。左ハンドルモデルの欧州主要国向け出荷を皮切りに、今年末からは右ハンドルモデルの生産も開始予定で、2026年からは英国での販売も計画されている。

この新型EVピックアップトラックは、既存のディーゼルエンジンモデルの骨格はそのままに、フロントとリアに新開発のeアクスルを組み合わせたフルタイム4WDシステムを採用。ピックアップトラックに求められる耐久性や積載・牽引性能、悪路走破性といった基本性能と、BEV特有のリニアな加速感と低騒音・低振動を両立させた本格派モデルとなっている。

同車両は最大出力140キロワット、最大トルク325ニュートン・メートル、最高速度は130キロ以上で、WLTPモード測定での一充電航続距離は263キロ(市街地モードでは361キロ)。最大積載量は1010キログラム、最大牽引力は3500キログラムを実現した。バッテリーは66.9キロワット時のリチウムイオン電池を搭載し、11キロワットのAC充電で0-100パーセント充電まで10時間、50キロワットのDC急速充電では20-80パーセント充電まで1時間となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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