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豊田通商、商用車向け水素供給拠点開設へ新会社

2013年10月28日 (月)

荷主豊田通商豊田通商は28日、日本エア・リキード本社(東京都港区)と共同で新会社「豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー」を設立し、国内初の商業用燃料電池自動車(FCV)向け水素ステーションを設置する、と発表した。

新会社には豊田通商が51%、日本エア・リキードが49%を出資し、名古屋市熱田区と愛知県豊田市にステーションを設置。2015年に国内自動車メーカー各社が予定しているFCVの市場投入に先立ち、14年末の稼働を目指す。

日本エア・リキードが所属するエア・リキードグループは、主に工業向け水素ガスで幅広い知見と経験を持ち、これまでに世界で60か所のFCV向け水素ステーションを設置している。

豊田通商は今後、2か所の商業用水素ステーション運営を通じ、水素インフラの実績と知見を蓄積する。