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東京海上保安部など、大規模排出油事故想定し対策訓練

2010年12月15日 (水)

行政・団体東京海上保安部や東京都、東京ガスなどの官民で構成する東京港排出油等防除協議会は16日、東京国際空港の航空燃料受入施設で大量の油流出を想定した事故対応訓練を行う。

 

同協議会は毎年、実践的な事故対応訓練を実施しており、今回は大規模排出油事故を想定して東京都港湾局の監視艇、東京海上保安部などの船舶が参加し、三愛石油羽田支社の前面海域を訓練水域とした訓練を実施する。

 

東京港排出油等防除協議会は1997年7月に東京湾で発生したダイヤモンドグレース号の原油流出事故を契機に設立された団体で、東京海上保安部、東京都東京港管理事務所、東京湾岸警察署、東京電力などの官民団体で構成している。

 

訓練は16日午後2時から、大田区の三愛石油羽田支社と給油施設桟橋付近の同社前面海域で実施。情報収集・伝達、防除方針策定など調整本部の設置・運営、オイルフェンス展張、排出油回収、排出油放水かく拌、資機材輸送――などを行う。