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スカニアトラック、794台リコール

2025年5月7日 (水)

行政・団体スカニアジャパンは7日、スカニア「LPGRSシリーズトラック」について制動装置(トレーラーエアホース)の不具合によりリコールを届け出た。対象は2022年9月23日から2024年9月27日に製造された計794台。

不具合の状況は、トレーラーエアホースにおいて製造工程が不適切なため強度が不足しているというもの。そのため、走行振動などによりサービス回路(黄色ホース)が破損することにより警告灯が点灯し、トレーラー側にエアが供給されず、トレーラーの制動力が全くなくなるおそれがある。

また、エマージェンシー回路(赤色ホース)が破損した場合、トレーラー側にエアが供給されず、トレーラーにブレーキがかかり、そのまま使用を続けると最悪の場合、火災に至るおそれがある。

これまでに41件の不具合情報が寄せられているが、事故の報告はない。発見の動機は市場からの情報による。

改善措置として、全車両のトレーラーエアホースを良品に交換する。

改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001887361.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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