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栗林商船、モーダルシフト、価格転嫁など増収増益

2025年5月9日 (金)

財務・人事栗林商船は9日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比8.6%増の530億7100万円、営業利益は同76.5%増の27億500円、最終利益は20.3%増の20億1300万円と増収増益だった。

主力の海運事業セグメントの売上高は売上高は8.8%増の491億2200万円、セグメント利益は2.26倍の23億900万円だった。インバウンド消費の増加や陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトが進み、輸送量が増加した。主要貨物である紙製品および紙原料は国内需要の減少があったものの、輸送体制の見直しにより微増に転じた。輸送費の原価上昇については、海上、陸上共に荷主への価格転嫁が進んだ。近海航路では中国経済の本格的な回復に時間を要しているものの、東南アジアからウッドペレットなどの貨物を獲得した。

26年3月期の通期予想は、売上高は0.1%減の530億円、営業利益は11.3%減の24億円、最終利益は5.6%減の19億円を見込んだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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