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アルプス物流、主力事業伸びず営業減益、4-9月期

2013年10月31日 (木)

ロジスティクス[アルプス物流]2014年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期第2四半期2013年3月期第2四半期増減
売上高38,15935,8806.4%
営業利益1,8421,911-3.6%
経常利益2,0191,8807.4%
当期純利益1,05094511.2%
アルプス物流が10月31日に発表した4-9月期決算は、商品販売事業で収益を伸ばし最終利益が11.2%増となったものの、売上比率の高い電子部品物流事業と消費者物流事業はともに減益となり、全体の営業利益は3.6%減少した。

主力の電子部品物流事業は、中国で上海アルプス物流が5月に太倉支店(江蘇省)、9月に深セン支店(広東省)を開設。太倉支店では3000m²強の倉庫を立ち上げ、同地区で新規顧客の獲得と既存顧客に対する深耕・拡販を進めた。

北米では1月にメキシコ・レイノサで倉庫を拡張した後、4月に米国・マッカレン(テキサス州)の倉庫を2万5000m²の規模に増床。好調な車載関連需要を捉え、取扱貨物量を拡大している。

これらにより、同事業の業績は中国、ASEAN、北米、東アジアで売上を拡大したことにより、増収となった。利益面では、期初の荷動き停滞による事業効率の低下が影響し、期の後半からは回復したものの、カバーしきれず減益となった。