双日、日本エイアンドエルを子会社化

M&A双日は15日、住友化学、三井化学と、日本エイアンドエルの株式売買契約を締結したと発表した。7月には、双日が日本エイアンドエル株式の66.5％を取得し、連結子会社とする。

日本エイアンドエルは、住友化学と三井化学の出資による合弁会社で、電気自動車（EV）用などで需要が拡大しているリチウムイオン電池（LiB）の負極バインダー用SBRラテックスにおける技術力が評価されている。また、自動車や家電に使用されるABS樹脂では、高い技術力に裏付けられた安定した顧客基盤を国内外に有している。

住友化学は、双日がLiB分野における日本エイアンドエル製品を含む関連部材を取り扱っていることに加えて、同事業のさらなる強化に意欲的であることや、双日の経営資源や事業ノウハウを掛け合わせることが、日本エイアンドエルの企業価値の向上に資すると考え、一部株式譲渡を決定した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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