調査・データドリューリー(英国)は15日、世界コンテナ指数(WCI)の最新データを発表した。
これによると、今週のWCIは前週比8%上昇し、40フィートコンテナあたり2233ドルとなった。これは2021年9月のパンデミック時のピークである1万377ドルから78%低い水準だが、パンデミック前の2019年平均である1420ドルと比較すると57%高い水準である。
主要航路別のスポット運賃を見ると、上海発からニューヨークへの運賃は19%上昇、上海からロサンゼルスへの運賃は16%上昇、ニューヨークからロッテルダムへの運賃は1%上昇した。一方、上海からロッテルダム行き、上海からジェノバ行き、ロッテルダム発ニューヨーク行きの運賃はそれぞれ1%下落。ロッテルダムから上海行き、ロサンゼルスから上海行きの運賃は横ばいだった。
同社は今後1週間で輸送能力不足により太平洋横断スポット運賃が上昇すると予想している。
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