調査・データドリューリー(英国)は5月29日、世界コンテナ指数(WCI)の最新データを発表した。
これによると、今週のWCIは前週比10%上昇し、40フィートコンテナあたり2508ドルとなった。総合指数が2桁上昇したのは24年7月以来のこと。
主要航路別のスポット運賃を見ると、上海からロサンゼルスへの運賃は17%上昇、上海からニューヨーク行きは14%上昇、上海からロッテルダム行きは6%上昇、上海からジェノバ行きは3%上昇、ロッテルダムから上海行き・ニューヨークからロッテルダム行きはそれぞれ1%上昇した。一方、ロッテルダム発ニューヨーク行きの運賃は1%下落。ロッテルダムから上海行きの運賃は横ばいだった。
ドナルド・トランプ米大統領の輸入関税の一時停止により、太平洋横断の貨物量が急減した後、米国行き貨物量が再開されたためドリューリーのWCIは過去3週間で21%増加した。同社は今年後半には需給バランスが再び悪化し、スポット運賃が下落すると予測している。
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