ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

スペースシフト、トヨタとの災害対策技術を紹介

2025年5月19日 (月)

イベント衛星データ解析システムの開発を手がけるスペースシフト(東京都千代田区)は19日、トヨタ自動車(愛知県豊田市)と連携し、災害に対する新たなソリューションを「人とくるまのテクノロジー展 2025」にて公開すると発表した。

両社は24年4月、水害をはじめとする災害対策において共同技術開発についての覚書を締結し、社会実装に向けて取り組んでいる。同展示会では人工衛星(SAR衛星)のデータと車両走行データ(プローブ情報)を組み合わせた解析技術を展示する。

▲スペースシフトとトヨタ自動車の連携イメージ(出所:スペースシフト)

この技術では、浸水・冠水域の解析結果をもと通行できない可能性が高いエリア・道路を把握することが可能。また災害復旧時の最適なルート情報提供など、スムーズな物流の一助となることも見込まれている。また罹災歴をもとに今後発生しうる水害の浸水域や浸水深などを事前にシミュレーションすることも期待されるため、より正確なハザードマップの策定が可能となる。

「人とくるまのテクノロジー展 2025」は横浜・名古屋の2会場で開催される。横浜会場の開催日時は5月21日から23日まで。会場はパシフィコ横浜(横浜市西区)。名古屋会場の開催日時は7月16日から18日まで。Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場、愛知県常滑市)。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com