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ゼロボード、タイ工業団地と連携し脱炭素化支援

2025年5月20日 (火)

M&A温室効果ガス(GHG)の排出量算定など環境対策支援を手がけるゼロボード(東京都港区)は20日、タイの工業団地運営会社、ロジャナ・インダストリアルパーク・パブリックと、脱炭素化支援に関する業務提携覚書(MOU)を締結したと発表した。

両社はロジャナが運営するタイ国内の複数工業団地で、GHG排出量の可視化や削減に取り組む企業に対し、サプライチェーンや製品単位のGHG排出量の算出をサポートするほか、脱炭素型経営への移行を促進するプログラムの共同開発などを行う。

タイ政府は「2050年カーボンニュートラル」「2065年ネットゼロ」の国家目標を掲げ、GHG排出量の透明性確保と開示義務化を進めている。こうした政府の方針を受けて、両社は工業団地単位での排出量可視化と、民間主導による実効性のある排出削減スキームの構築を目指すことになった。

今後、両社はゼロボードのGHG可視化クラウドサービスと、ロジャナグループが保有するGHG削減システムを活用して脱炭素経営支援スキームを構築。GHG排出量の算定や管理、報告業務の高度化を支援する。また、入居企業向けの脱炭素支援セミナーやワークショップを共同開催して、企業の取り組みを後押しする。

工業団地の入居企業は、政府の方針に沿って排出量の可視化と削減管理体制の整備が可能になるほか、環境対策の業務負担も軽減できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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